キット・カーソン・トレイル
ネバダ州の州都カーソンシティを訪れた。まちの案内書に行くと、キットカーソントレイルの地図ガイドを見つけた。ネバダ州カーソンシティの歴史地区を巡るセルフガイドツアーで、ビクトリア様式の邸宅、博物館、教会など、街の豊かな歴史を物語るランドマークを訪れることができるとのことだった。
こういうリストがあると、辿ってみたくなるものだ。このまちを去る日の朝、目当ての博物館が開くまでの間、リストを見ながらいくつか回ってみようと思った。
地図を片手に、静かな朝の通りを歩きながら、歴史を刻んだ家々やランドマークをひとつひとつ眺めてみると、まるでタイムスリップしたような感覚に包まれた。ビクトリア様式の邸宅や教会、かつて造幣局であった建物などが並ぶ道沿いには、当時の人々の暮らしやまちの発展の息吹がそこここに感じられる。限られた時間の中だったが、足を止めて建物の装飾や案内板をじっくり眺めてみると、それぞれに物語があり、まち全体が生きた歴史の博物館のようだった。
キット・カーソン
キット・カーソン(Christopher "Kit" Carson)は19世紀のアメリカの探検家、猟師、ガイド、軍人として知られている。彼は西部開拓時代の象徴的な人物であり、アメリカ西部の探検や開拓に大きく貢献した。
カーソンシティは、ネバダ州の州都であり、キット・カーソンにちなんで名付けられた町である。彼の名前はこの地域の歴史と密接に結びついており、この町の名前は、その功績を称えるために彼にちなんで付けられました。キット・カーソンはこの地域を探検し、アメリカ西部の地理的な理解を深めるのに重要な役割を果たした。
◎ キット・カーソン・トレイルの地図にあるリスト:
- Nevada State Museum(ネバダ州立博物館) - 銀と金の硬貨を製造していた造幣局が博物館に改装された施設。

- Cavell House(カヴェルハウス) - 低い天井やガス・電気設備を備えた当時としては先進的な家。

- Yerington House(イェリントンハウス) - V&T鉄道の重要人物にちなんで名付けられた家。

- Stewart House(スチュワートハウス) - 鉱業法や憲法修正第15条を推進した上院議員の家。

- Gov. John E. Jones House(ジョン・E・ジョーンズ知事邸) - 独特な装飾が施された元ネバダ州知事の邸宅。

- Louis Prang House(ルイス・プランハウス) - アメリカのクリスマスカードの父と呼ばれる人物の家。

- Bender House(ベンダーハウス) - V&T鉄道の代理人の名前にちなんだ家。

- Bliss Mansion(ブリス邸) - ネバダ州でかつて最大の家。

- Governor’s Mansion(知事公邸) - クラシカル・リバイバル様式の建築が特徴の公邸。

- Rickey House(リッキー邸) - 知事公邸の土地を寄付したリッキー夫人の家。

- Krebs-Peterson House(クレブス・ピーターソン邸) - 映画「The Shootist」の撮影地。

- Robinson House(ロビンソン邸) - Carson Daily Appealの創設者が建てた家。

- Sadler House(サドラー邸) - 元ネバダ州知事が住んでいた非公式の知事公邸。

- Crowell House(クロウェル邸) - 元新聞編集者の娘が購入した歴史的な家。

- St. Teresa of Avila Catholic Church(聖テレサ・アビラカトリック教会) - 現在はパフォーマンスホールとして使用される元教会。

- Stewart-Nye Residence(スチュワート・ナイ邸) - ネバダ州最初の上院議員の家。

- Edwards House(エドワーズ邸) - かつて州刑務所の労働力で建てられたとされる家。

- Springmeyer House(スプリングマイヤー邸) - 商業用アルファルファ干し草を初めて販売した牧場主の家。

- Lee House(リー邸) - 鉄道外科医が建てた家。

- Orion Clemens House(オリオン・クレメンス邸) - マーク・トウェインの兄の家。

- Norcross House(ノークロス邸) - ネバダ州最高裁判所の元判事の家。

- St. Peter’s Episcopal Church(聖ピーターズ・エピスコパル教会) - ゴシックリバイバル様式の教会。

- St. Peter’s Episcopal Church Rectory(聖ピーターズ・エピスコパル教会付属住宅) - ネバダ州最初の知事が使用した歴史的な家。

- Schulz House(シュルツ邸) - ドイツ出身の石材市場の所有者の家。

- Dat So La Lee House - Cohn House(ダット・ソ・ラ・リー邸 - コーン邸) - ネイティブアメリカンのバスケット職人と実業家の家。

- United Methodist Church(ユナイテッド・メソジスト教会) - 囚人が切り出した砂岩で建てられた教会。

- Brewery Arts Center(ブルワリーアーツセンター) - ネバダ州初の醸造所。

- Ferris House(フェリス邸) - フェリスホイールの発明者の父親の家。

- First Presbyterian Church(ファースト・プレスビテリアン教会) - ネバダ州で最も古い現役の教会。

- Olcovich-Meyers House(オルコビッチ・マイヤーズ邸) - ユダヤ人コミュニティの著名なメンバーが建てた家。
[To Be Visited] - Meder House(メダー邸) - イタリア風建築様式の一例。

- Abraham Curry House(エイブラハム・カリー邸) - カーソンシティの創設者の家。

- Chartz House(チャーツ邸) - 若き新聞記者が建てた家。

- Brougher-Bath Mansion(ブロウアー・バス邸) - トノパーの鉱山ブームで成功した実業家の家。
- Hyman Olcovich House(ハイマン・オルコビッチ邸) - プロイセン出身のオルコビッチ兄弟が建てた家。

- Original Warren Engine Company(オリジナル・ウォーレンエンジン会社) - カーソンシティ初の消防署。
- Rinckel Mansion(リンケル邸) - 映画の撮影地や結婚式場として使用された邸宅。

- E.D. Sweeney Building(E.D.スウィーニー・ビルディング) - カーソンシティ初期の商業建築物。
- The Bank Saloon aka Jack’s Bar(バンクサルーン/ジャックスバー) - 政治的な会合やビジネスの場として利用されていた歴史的なバー。
[To Be Visited] - St. Charles-Muller Hotel(セントチャールズ・ミュラー・ホテル) - ネバダ州で最もエレガントなホテルの一つで、主要なステージ停留所としても使用された。
- Capitol Complex(州議会複合施設) - 州議会議事堂、図書館、立法ビル、最高裁判所を含む複合施設。キット・カーソンの像や法執行記念碑もある。
[To Be Visited](工事・改装中) - State Capitol Building(ネバダ州議会議事堂) - ネバダ州の歴史的な議事堂で、2階には無料のBattle Born Hall展示がある。

- Heroes Memorial Building(ヒーローズ記念館) - 第一次世界大戦で命を捧げたネバダ州兵士を記念する建物。
- Former NV Supreme Court & State Library(元ネバダ州最高裁判所&州立図書館) - モダンな建築様式で設計された歴史的建物。
- Ormsby County Courthouse(オームズビー郡裁判所) - 現在はネバダ州司法長官事務所として使用される建物。1909年に設置された馬やペットのための噴水がある。
- Kitzmeyer Furniture(キッツマイヤー家具工場) - イタリア風建築様式の商業建物で、家具と棺桶を製造していた。

- Paul Laxalt Building(ポール・ラクソールトビル) - ネバダ州で最初に建てられた連邦政府の建物で、特徴的な3面の時計塔がある。

- Foreman-Roberts House Museum(フォアマン・ロバーツハウス博物館) - ゴシックリバイバル様式の家で、元々はユタ準州に建てられたが、後にカーソンシティに移設された。

