聖なる山シャスタ
シャスタはどんなところか、いったい何があるのか、と尋ねられると、返答に困ることが多い。ひとそれぞれに求めているものや、期待している回答がちがうからである。シャスタ山は、北米西海岸カリフォルニア州の最北部に位置する。カナダからカリフォルニア州北部まで南北に連なるカスケード山脈のほぼ南端にあって、東西に並んだ2 つの頂上があるのが特徴で、主峰シャスタは標高約4322mであり、低い方のシャスティーナは約3758mで、富士山の約3776mにわずかに及ばない。
実際には大きな噴火口は四つあり、全体として整った円錐形をしており、どの方向から見ても均整がとれて美しく、その姿に感動しなかった人を知らない。
ここには、他では失われた自然が残されており、清浄な水と空気がある。崇高な山の景観に加え、森、川、滝、湖、泉、洞窟など、ぜひとも訪れたい場所、写真に撮りたい 場所がたくさんある。また、ハイキングなど、いろいろなアウトドア・スポーツも楽しめる。
山の名前も、街の名前も、呼称はいろいろあったが、今はマウント・シャスタで定着している。この「シャスタ」は、かつてこの地に居住していたシャスタ族に由来すると され、米国で山の正式名称がネイティブ・アメリカン由来であるのはここだけらしい。
シャスタ山は世界七大聖山のひとつとされ、また地球チャクラのひとつにも数えられている。富士山とのつながりもささやかれており、そういう意味でも日本との繋がりが ありそうである。
名前の由来にしても、ここが今もネイティブ・アメリカンの信仰の山であることも、さらにはレムリアの伝説、そして今なおシャスタ山の地底にはアガルタやテロスと呼ば れる都市があることも、諸説あって、どれが真実かは定かではない。
にわかには信じがたいような説もあるが、それをいったんは、そうかもしれないという立場で受けとめるようにしている。そうすると、それまで隠されていた秘密が少しず つ明かされていくような感覚を覚えることがある。
それが何であるかは、人によって、求めているものや、それまでの人生経験、世界観、趣味、意識のレベルなどが違うので、人それぞれである。
シャスタは、アリゾナ州のセドナと並んで、スピリチュアルやアートの活動がさかんに行われている。多くの人々が、何かを求めて、何かに惹かれてこの地を訪れたり、導 かれたりしてきた。
ここに来る人々は、パワースポットと呼ばれる場所を訪れて、エネルギーや波動を感じたり、意識に目覚めたりする。高次の存在と出会ったという話もよく耳にする。また 、ここでは、ニューエイジのグループが、この地を本拠地にして活動したり、新たに設立されたりしている。

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