2021年7月27日火曜日

ボディ州立歴史公園|Bodie State Historic Park【カリフォルニア#341】


[場所]カリフォルニア州モノ郡ボディ|Bodie, California(Mono county, Ghost town)

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イースタンシエラ紀行① ボディ(Bodie)― 本物のゴーストタウン(A Real Ghost Town)
モノ郡の中心都市ブリッジポートにある歴史博物館を訪れて、展示品を見たり、少し情報を仕入れた後、そこから約20マイルほどのところにあるボディという町を訪れた。
シエラネバダの西側で起こったゴールド・ラッシュが一段落ついた後、このイースタンシエラにも金鉱脈を探す人たちが散らばり、このボディという町は、その中でも埋蔵量が豊富で、かなり長期にわたって鉱山が運営された。
当然ほかには何の産業もない乾燥した高原にこの町はある。全盛期(heyday)には、8500人の人々と、2000軒の建物があったという。現在残っている建物は当時の5%ほどらしい。
太平洋戦争が始まるころまで運営が続いたようで、その後は略奪者や破壊者から街を保存するために尽力した人がいたり、その後、カリフォルニア州が歴史公園として購入したりして、とてもよく保全されている。
あまり形容はしたくないが、無法地帯としても名高かったらしい。

[シャスタに行きたいに投稿]

モノ郡の郡庁所在地ブリッジポートから395号線を南に7マイルほどのところから州道270号線を東に進むとこの町ボディはあります。
道沿いにはアメリカ南西部の乾燥した場所によくみられる、背の低い潅木が一帯にひろがる風景が広がっています。
じっくりと見て回るには半日は必要なくらい広い場所で、今回は時間にかなり制限があるため、街のほんの一角だけを歩いただけです。
それでも、かつて栄えたこの町の様子を感じ取ることができました。
山の中の道を走って、この町が見え始めるころ、ジブリのあるアニメ映画を思い出しました。どの映画だったかは想像におまかせします。
それから、ブリッジポートに着いた時、見上げる空に山火事の煙がありました。何か所かで山火事が発生したらしく、ここを見た後に向かう南の方向からも、火事の白い煙が見え始めていました。


[資料]
Bodie State Historic Park (Self-guided tour guide)



ノース・レイク(ビショップ・クリーク渓谷)|Bishop Creek Canyon and North Lake

[場所]カリフォルニア州インヨ―郡ビショップ|Bishop, California(Inyo county)

North Lake, Bishop Canyon

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イースタンシエラ紀行② ビッショプ・クリーク・キャニオンとノース・レイク(Bishop Creek Canyon and North Lake)― 渓谷の奥の静かな湖
イースタン・シエラは、頭の中で地図に描きやすい。シエラネバダ山脈の東側を米国395号線が南北に走り、沿線にある町々や集落からが東に向かう渓流沿いの道があって、奥の方には湖があり、そこからさらにシエラネバダの奥の方へとハイキング・トレイルが延びでいる。
宿泊先のビショップの町中からも168号線が東に延びている。一気に標高が高くなる場所を除いては、真直ぐに延びてきちんと舗装もされていて走りやすい道である。
この道を、何も考えずに真直ぐにいくとサブリナ湖で行き止まりになる。そこから少し戻ったところに、ノース湖への入り口がある。
車がやっとすれ違えるくらいの未舗装の道で、距離的には短いがかなり落差のある崖っぷちのところも通る。
マツやアスペンの森に囲まれて車の中からは見えずらいが、いったん車を降りて湖畔に行くと、静かな湖と、その奥にそびえる山々の景観がみれる。
この日は、朝日がちょうど渓谷の中に入り込む朝食前の時間帯を狙って訪れたが、奥の方にある駐車場には、まもなくいっぱいになるほど車が停まっていて、これからハイキングに出かけようとする人たちの姿が見られた。
湖畔には釣りをする人の姿が2、3あるだけで、静かな雰囲気は保たれていた。

[シャスタに行きたいに投稿]

宿泊先のビショップの町から、
朝のまだ空気が新鮮な時間に、
シエラの山々のある方角、東方に向かって
渓流沿いを約15マイル走ると、この湖はあります。
他の土地でもそうなのかもしれませんが、
このあたりには、エメラルドや
トパーズ、ルビーなどの名前が付けられるほど、
静かできれいな湖がたくさんあります。
今回訪れたのは、ノース・レイク(北湖)で、
名前こそ単調ながら、
このあたりでも珠玉とされている湖で、
数年前から何度か訪れているお気に入りの場所です。
おすすめの時季は9月末から10月初めの頃で、
湖畔のアスペンが、黄色からオレンジ色、
場合によっては赤に色を変えます。
少し時季がずれても、10月ごろであれば、
イースタンシエラにはさまざまな標高の場所があるので、
どこかしらで紅葉が見られるのがいいところです。
(日本のように山全体が色とりどりの紅葉になる場所は、まだカリフォルニアでは見つけていません。)
イースタン・シエラの渓谷は全部東の斜面にあるので、
風景を楽しむには明け方から午前中に計画を立てるといいと思います。

[関連リンク]

マウント・ウィットニー魚孵化場|Mount Whitney Fish Hatchery

[場所]カリフォルニア州インヨ―郡インデペンデンス|Independence, California(Inyo county)
[建造]1916年
[キーワード]ゴールデントラウト(Golden Trout)




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イースタン・シエラ紀行③ マウントホイットニー魚孵化場(Mount Whitney Fish Hatchery)
ビショップから南へ約30分ほどのところに
インデペンデンスという町の中心に行く手前に
この孵化場はある。
一見してナパのワイナリーを思わせるような
石造りの建物が雄大なシエラとマッチしている。
建造は1916年、造園には、サンフランシスコの
ゴールデンゲートパークに携わった造園技師が関係しているらしい。
一つにカリフォルニアの州の魚ゴールデン・トラウト(golden trout:マスの一種)の保護のためであり、スポーツフィッシングの需要を満たすためでもあるらしい。シエラ山中の湖に放流するということだろう。
この地域は魚釣りでもわりと有名なところのようだ。
100年の時を超えて、悠然と立っているようにみえる建物は、実は1990年代の予算カットがあって、閉鎖寸前までいったそうだ。
また、2000年代にはいってからは山火事の後遺症で発生した土石流で建物周辺が埋まったこともあったという。
当初から、設置や維持には地元の支援(寄付金など)がかなりあって、土石流からの復旧の作業にも地元民がかけつけたそうだ。
【参考1】
インデペンデンスは、小さい町ながらインヨー郡の郡庁所在地。町の中心にあるのは、小ぶりではあるがホワイトハウスを連想させる郡庁舎(courthouse)の白い建物。
この町は、今回は通過。
【参考2】
マウントシャスタの近くにはミシシッピ以西では最も古い魚孵化場がある(1888年)。
その他、州内の各地にある。


[シャスタに行きたいへ投稿]
シャスタには、古くからのサケ・マスの孵化場がありますが、こちらマウント・ウィットニー孵化場は、この地域の見どころの一つです。
395号線からは、見えるか見えないかぐらいの山の麓にあります。殺風景なまわりとは違って、ここだけは象徴的な石造りの建物と、その周りの池や緑が背景の山々に映えています。
建物の中は営業時間であれば無料で入れて、孵化の工程がわかるような展示などがあります。
湖畔で、魚に餌をやりながらゆっくりしたいところでしたが、今回の目的地であるマンザナールに向けて休む間もなく出発です。