2022年9月19日月曜日

インターステート50号線と60号線なんてものはない

 "There is no such a thing like Interstates 50 or 60."

 「ある」ものがあることを証明するのは簡単だが、「ない」ものをないと断定することは、時には難しい。

ある日、全米の地図をみていると、ふと「I-50I-60がない」ことに気がついた。

インターステート(Interstate)というのは「州間道路」のことで、一般に州境を越えて延びる。主な道路は、I-5I-80のように一桁か二桁で、とくに0か5で終わるもの。偶数で終わるのは東西に延びている。

これまでに、全区間ではないが、I-40I-70I-80I-90は走ったことがあるから、東海岸の方に行けば、I-50もI-60もあるにちがいないと漠然と考えていた。

ところが、これらは、「実在しない」ことがわかった。計画にもあげられていない。理由を簡単に言えば、前のハイウェイシステムと混同しないように、との配慮らしい。

たしかに、USハイウェイ50号線は、カリフォルニア州のサクラメントから東海岸まで大陸横断していて実在する。USハイウェイ60号線も、アリゾナ州から東海岸まで続く。

この答えを見つける過程で、ワシントンDCの近くに「I-66」(66号線)なるものがあるのに気付いた。ごく短い区間ではあるが、これにも少し「いわく」があって、本来の計画では、もっと長いものになるはずだったそうである。

実在するI-66のシールド
Public Domain, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=683184

ところが短くなった理由の一つに、あの歴史的なマザーロード「ルート66」(シカゴ~ロサンゼルス)と混同を招くかもしれないというのがあったようだ。

そうこうしているうちに、「おすすめ」に「Interstate 60」という映画が入った。実在しないI-60をテーマ・舞台にした映画である。必見というには程遠い映画ではあるが、『ハリーポッター』にでてくる「9と4分の3番線」や、『銀河鉄道...』的な発想はいいなと思った。

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