2024年7月19日金曜日

イースタンシエラ紀行❼ マウントホイットニー魚孵化場(Mount Whitney Fish Hatchery)

ビショップから南へ約30分ほどのところにあるインデペンデンスという町の中心に行く手前に、この孵化・養殖場はある。

一見してナパのワイナリーを思わせるような石造りの建物が雄大なシエラとマッチしている。

建造は1916年、造園には、サンフランシスコのゴールデンゲートパークに携わった造園技師が関係しているらしい。

一つにカリフォルニアの州の魚ゴールデン・トラウト(golden trout:マスの一種)の保護のためであり、スポーツフィッシングの需要を満たすためでもあるらしい。シエラ山中の湖に放流するということだろう。

この地域は魚釣りでもわりと有名なところのようで、立ち寄ったガソリンスタンドなどには、必ず釣り具や魚のえさを売っている。

100年の時を超えて、悠然と立っているようにみえる建物は、実は1990年代の予算カットがあって、閉鎖寸前までいったそうだ。

また、2000年代にはいってからは山火事の後遺症で発生した土石流で建物周辺が埋まったこともあったという。

当初から、設置や維持には地元の支援(寄付金など)がかなりあって、土石流からの復旧の作業にも地元民がかけつけたそうだ。


【参考1】

インデペンデンスは、小さい町ながらインヨー郡の郡庁所在地。町の中心にあるのは、小ぶりではあるがホワイトハウスを連想させる郡庁舎(courthouse)の白い建物。
この町は、今回は通過。

【参考2】

マウントシャスタの近くにはミシシッピ以西では最も古い魚孵化場がある(1888年)。
その他、州内の各地にある。

【参考3】

マウントホイットニー(標高14,494フィート|4418メートル)は、シエラネバダ(山脈)ではもちろん、カナダとの国境線より南のアメリカ48州で最も高い山である。


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